SUPPLIER ARCHIVES! オフシーズンのアイテムにも目を光らせて

ワードローブの変わり目に見落としがちなオフシーズンのアイテム。真新しいものをフォローすることだけがトレンドではない。

コレクションブランドにもよく見られるある”サイクル”と特徴に、今回はアーカイブの重要性と”飽き”のこないスタイリングの作り方を解説。

『ファッションは10年のサイクル』と俗によく言われているが、それほどにブランドがアーカイブピースに重点を置いてリサーチしたりインスピレーションをデザインに反映しているのは、これまでの歴史が語っている。

匿名でポストを行っている@dietpradaなんかはそのいい例だろう。匿名で始められたことで話題になったが、そのコンテンツの正確性からファッション通こそ知るアカウントとして、知名度をあげた。

SUPPLIER ARCHIVES

大人気のSロゴシリーズ

22AWコレクションが先日解禁になり、日ごとに新しい商品が続々と発売されている。そんな中でわざと注目していきたいのがオフシーズンのアイテムだ。

注目する人口が少なく、セールやディスカウントを通し、通常よりも安価に手に入ることもアーカイブを探すメリットの一つと言える。

秋先といえばヘビースウェットとニットウェア、この二つを押さえておけばまず困らない。

着心地かつ体温調整がしやすいこの2つのカテゴリーは、インナーを派手にしてもうるさくなりすぎないコーデを作り出せることで秋冬コーデを優位に進めてくれるマストハブ。

先シーズン発売の3D LOGO SWEATERは、インナーにシャツを入れて少しフォーマルなスタイリング、Tee やロンTeeで合わせてカジュアルに決めるのも良しなオールマイティの一点。

カラーバリエーションが豊富なCOLLEGE LOGO CREW SWEAT はカジュアルにTeeや首周りをネックレスで固めたスタイリングで”頑張りすぎない”スタイリングに仕上げよう。

秋冬でも目立つことが最優先のアナタ

人と被らないことはもちろん、SUPPLIERのヘビーユーザーなら柄物をうまく使いこなしたコーデを組んでいこう。

最近発売のトップスとボトムスをうまくコーデに組み込んだ少し”ヤンチャ”なコーデは、アナタにしかできない表現なのかも。

ボトムスのPERSIAN TROUSERは落ちに絞りの効いたイージースタイル。コーデに締めを持たせるためにトップスとフーディーは白で統一。クリーンかつバランスの取れたスタイル。新シーズンのSPLR LOGO TEEは、稀に見る首周りのカラーにロゴを刺繍でこだわった上質な一枚。オールシーズンで活躍してくれるPLEATS ZIP HOODIEはロゴとベースが同一色で統一感を生み出してくれる。

疎かになりがちな小物を目立たせよう

シーズン問わず、1年を通して活躍してくれる小物たち。着脱回数が増える時期に、手を抜かないスタイリングで差をつけたい。スカーフや手袋などに隠れてしまいがちな場所も、必ず人目に触れる頭部もファッション上級者とっておきのプレイグラウンドになるだろう。
BORDER PANEL CREW と色合いのあうMONOGRAM EMBROYDARY CAP は、黒や赤とも相性の良いダークネイビーの2オプション。

意外と敬遠されがちなボーダー柄も、濃淡差をつけたデザインでポロやゴルフウェアっぽくないオトナなデザインに仕上がっているアーカイブからの一押し。

これを機に、ぜひ自分のクローゼットを一度掘り返してみてほしい。

次回はセットアップ特集。お楽しみに。